私は
100年後にも必要とされる会社として存続していること。
100年後の長野の農業をヘーゼルナッツで変える。
この2点を考え起業しました。
社名も地元、古里地区をフルーツ(ヘーゼルナッツもイタリアではフルーツ)の里にしたいと考え、【フル里農産加工】とし、店名は古里地区をフルーツでフルにしたいと考え、会社名を【ふるフル】と名付けました。
私がサラリーマン時代に学んだ、感じた、教えていただいた中から、考えぬいて、悩みぬいて、これからの時代に必要とされ、今までお世話になった方々、業界に恩返しができ感謝してもらえることは何かと導き出したファイナルアンサーが、「ヘーゼルナッツの国産化と6次産業化」です。
今までの6次産業化での欠点を克服し、加工することで生の実よりも付加価値が上がり2次加工することでさらに付加価値を上げることで、安定した収入を得られるようにし生産者の加工意欲を促す、未来の新しい農業の形をプレゼンできるようなビジネスモデルたる企業になることが将来の目標であります。
近い将来に一般消費者が見学できるヘーゼルナッツ加工施設、及び製菓工場を建設し、観光資源の乏しい古里地区の新たな観光スポットとしてヘーゼルナッツを次世代の信州の特産物として育てていく。
それまでに、イタリア・ピエモンテからヘーゼルナッツ苗木の輸入と併行して、特許を持つ技術者をイタリアから招聘し、苗木の育て方セミナーの開催により今以上に長野県に生産者さんを増やしながら、国内でも苗木を増やせるような体制整えられるよう、生産者協議会を立ち上げ、情報の共有もできるようにしたいです。始めはたった二人でスタートしたことが2020年末には、弊社で輸入するヘーゼルナッツの苗木は1都1道2府31県320組の方々に広がってまいりました。長期的なビジョンとしては信州だけでなく日本全国にヘーゼルナッツを国内生産にという流れができていけばいいなと感じております
地元自治協や自治体とも協力しながら古里地域を【信州ヘーゼルナッツの里】として魅力あるローカルにしたい。
そう考えております。